hanamaru park

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下肢のつけねになる寛骨
 骨盤の両側の部分は、寛骨という骨からできています。寛骨の間にはさまっているのは、脊柱の下の端にあたる仙骨です。脊柱は、椎骨という骨が積み重なって柱をつくっていますが、仙骨は5つの椎骨が癒合して1つの骨になっています。仙骨の下には、ちっぽけな尾骨がついていますが、これはイヌやネコなどの動物では発達して、長いしっぽをつくっています。
 寛骨の内面には、仙骨との間の関節面があります。不規則な形の関節面で、仙骨と寛骨はこの仙腸関節でしっかりと固定されています。左右の寛骨の前の端は、軟骨によって互いに結合しています。この結合を恥骨結合といいます。仙骨と寛骨は、仙腸関節と恥骨結合によってつながって、お椀の形の骨盤をつくり上げているのです。


 仙骨と寛骨の間の関節が、なぜ「仙腸関節」なのでしょうか?左右の寛骨の間の結合が、なぜ「恥骨結合」なのでしょうか?それは、寛骨が、もともとは腸骨・恥骨・坐骨という3つの骨でできているからなのです。成人では、この3つの骨が完全に癒合して1つの寛骨になっていますが、思春期の頃までは、間に軟骨がはさまっていて、3つの骨を区別することができます。3つの骨は寛骨の中央の1点で交わっています。その場所は、ちょうど寛骨の外面で大腿骨との間に関節をつくるくぼみの中心にあたります。
 腸骨は、寛骨の上の部分をつくります。寛骨の上のフチになるヒップボーンは、腸骨の一部で腸骨稜といいます。仙腸関節というのは、仙骨と腸骨の間の関節という意味です。
 恥骨は、寛骨の前下の部分です。寛骨の前方部では、左右の恥骨が軟骨で結合されていて、恥骨結合といいます。
 坐骨は後下の部分で、座るための骨という意味です。イスなどに座るときに、骨盤の一部が座面に触れますが、この部分は坐骨の一部で、坐骨結節といいます。

| 【スクラップ】 | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
男性と女性の骨盤の違い
 お腹の内臓を支えることだけを考えるなら、骨盤は、できる限り穴の無いように、しっかりと閉じておいたものにしておきたいものです。でも、水も漏らさぬようにつくってしまうと、困ることがあります。お腹の中から外に、どうしても出してやらなければならないものがあります。お腹から出ていくものといえば、なんといってもウンコとオシッコです。消化管の最後の部分にあたる直腸や、おしっこを一時的にたくわえる膀胱が、骨盤の下の方にお椀のようにくぼんだ小骨盤の中に収まっています。
 骨盤の形をよく見ると、男性と女性で少し違います。特に小骨盤の形が違っています。骨盤を上から見ると、小骨盤の入り口が見えます。骨盤上口といいますが、この形が、男性では前にとがったハート型で、女性では広がった楕円形になっています。
 また、骨盤を前から見ると、左右の寛骨が前方でつながっているところが見えます。寛骨の一部の恥骨が、軟骨によってつながっている部分で、この結合の下で骨が開いている角度を、恥骨下角といい、骨盤の下の出口の一部になります。この角度が、男性ではせまく、女性では広がっています。
 つまり、骨盤の入り口と出口の形が、男性ではせまく、女性では広くなっています。男性と女性では、お腹から出ていくものに、多少違いがあるからです。といっても、ウンコやオシッコが、男性と女性で違っているわけではありません。
 女性の場合だけ、お腹から出て行かなければならないのは、赤ちゃんです。赤ちゃんはお母さんの子宮の中で育っていきます。初めはちっぽけな卵子ですが、10か月ほどの妊婦期間の間に、3キロほどに成長します。この赤ちゃんを、お腹から外に出してやらなければならないのです。そのために、女性の小骨盤は、男性よりも少しだけ広くなっています。
 大骨盤の形も、男性と女性で少しだけ違います。男性の大骨盤はやや縦に伸び、女性の大骨盤はやや横に広がっています。そのため、女性のヒップボーンの位置は、男性よりも少し低いのです。胸の肋骨と骨盤の間の部分は、少しくびれていてウエストといいますが、女性ではヒップボーンの位置が低いので、ウエストの部分の長さが男性よりも長いのです。女性のウエストは、コルセットで締めて細くすることができますが、男性のウエストは短いので、コルセットで締めることは困難です。 

| 【スクラップ】 | 11:24 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
おしりのふくらみはヒトであることの証
 ヒトの身体の特徴は、骨盤とおしりの筋肉がよく発達して、おしりが大きいことです。骨盤の骨と、立派なおしりの筋肉は、二本足で立って歩くのに、どのように役立っているのでしょうか。

ヒトの骨盤は広がっている
 骨盤に触れてみましょう。ズボンやスカートのベルトが引っかかる、いわゆるヒップボーン(hipbone)というものです。これは、骨盤の上に広がったフチの部分です。骨盤は、背骨の下端部にあたる仙骨の左右に、寛骨という骨がくっついてできています。寛骨は、脚のつけねにあたる骨で、大腿骨との間をつくっています。
 骨盤の形を見ると、全体にお椀のような形をしています。上のほうは翼のように広がっていますが、真中がくぼんで筒のようになり、その床は下に抜けています。翼状に広がる上部を大骨盤といい、お腹の内臓が落ちないように、下から支える働きをしています。筒状にくぼんだ下部を小骨盤といい、お腹から下に出ていくものの通路になっています。


 ヒトの骨盤は、大骨盤が発達して、横に広がっているのが特徴です。サルの骨盤では、大骨盤が細くて縦長になっています。イヌやウマなど四つ足の動物では、大骨盤らしい形もありません。ヒトでは、大骨盤がお腹の内臓を受け止める働きをするのですが、これが広がっていないと、二本足で立って歩くのに、きわめて不つごうなのです。



 お腹の内臓には、胃腸のほかに、肝臓や腎臓などがあります。かなり重いものです。これを、お腹の中にどうやって支えておくのでしょうか?お腹の内臓、特に胃腸は、形を変えてよく動きます。まず、食べ物を食べると、胃腸はふくれます。食物を運んで消化するために、蠕動運動をします。腸の中にたまった便を、ときどき送り出します。じっとしていることのできない胃腸を、カベにしっかり固定しておくわけにもいきません。どうしても下から支えてやることになります。

 四つ足の動物でしたら、お腹の内臓の下にお腹のカベの筋肉があり、これで支えてやることができます。ところが、ヒトのように二本足で立ち上がると、お腹の内臓の下にくるのは、筋肉のカベではなく、骨盤の骨です。大骨盤を広げておいてやらないと、内臓をお腹の中に収めておくことができません。ヒトの大骨盤が翼のように広がっているのは、お腹の内臓を支えてやるためなのです。 
| 【スクラップ】 | 10:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
肩こりは筋肉の疲れから
 肩甲骨をぶら下げるこれらの筋肉は、上肢の重さを支えるために、いつでもある程度の力で収縮していなければなりません。実は、これが肩こりの大きな原因になるのです。

 筋肉は、収縮するためにエネルギーを使います。肩甲骨をぶら下げる筋肉は、伸びたり縮んだりの動きをしていませんが、肩甲骨をぶら下げる力を出すだけでも、エネルギーを消費します。エネルギーを生み出すには、血液から送られる酸素が必要です。ところが、肩甲骨をぶら下げる筋肉は動きが少ないので、血液の循環が悪くなってしまうのです。

 動脈を通して全身に向かう血液は、心臓の拍動の力によって押し出されます。しかし、静脈を通して心臓にもどる血液は、筋肉などの運動の力によって運ばれるのです。手足を走る静脈には、あちらこちらにがあって、逆流を防いでいます。私たちが筋肉を使って身体を動かすと、静脈があちらこちらで圧迫されて、弁と弁にはさまれた区間の血液を、心臓に向かって押し出しています。これを筋ポンプといいます。

 激しいスポーツで筋肉が疲労したときには、手足の先から心臓のほうに向かって、筋肉をしごいていくようにマッサージをします。静脈の血液や組織液が、身体の中心に向かって帰るのを助けてやるのです。ところが肩甲骨を動かす筋肉は、エネルギーは消費するのに、あまり動きがありません。ですから、筋ポンプの働きが弱くて、血液の循環が悪くなりやすいのです。血液や組織液を心臓に向かって戻して、血液の循環をよくしてやるのが、疲労を回復させるよい方法です。
 
| 【スクラップ】 | 10:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
肩甲骨を支える筋肉たち

 肩甲骨は、骨格による支えは少ないのですが、その代わり、背中の筋肉によって何重にも支えられています。その最も重要なものが、首と肩の間から、背中の上部にかけて広がっている僧帽筋です。
僧帽というのは、カトリックの修道士のかぶる頭巾のことです。後頭部と脊柱から両側に広がっていて、全体の形はひし形に似ています。上部から起こる部分は、特に分厚く強力で、肩甲骨を通して上肢全体を引き上げる働きをしています。両腕で重いものを引き上げる仕事をする人たちは、この僧帽筋の上部がよく発達して、首から肩にかけて筋肉が盛り上がっているのがわかります。相撲取りや、プロレスラーによく見かけます。


僧帽筋のほかに、体幹と肩甲骨をつなぐ筋がいくつか、僧帽筋と肩甲骨の下に隠れています。脊柱から起こって肩甲骨の内側縁に着く筋が3つ(肩甲挙筋、大菱形筋、小菱形筋)、肋骨から起こって肩甲骨の内側縁に着く筋が1つ(前鋸筋)、肋骨から起こって肩甲骨の前面に着く筋が1つ(小胸筋)があります。これらが協力して、肩甲骨を後ろや前にずらしたり、上や下に回したりして、肩関節での運動とあわせて、上腕を大きく動かすのに役立ちます。

| 【スクラップ】 | 09:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
よく動く肩甲骨
 腕を上げる運動では、肩関節が運動するだけでなく、肩甲骨そのものも運動しています。肩甲骨は、背中の筋肉によって、しっかりとぶら下げられています。この筋肉がくたびれるのが肩こりです。

 肩甲骨は、かなりよく動く骨です。腕を上に高く上げると、肩甲骨も上に回転して、肩関節のところが持ち上がっています。ボクシングのように腕を前に突き出すと、肩甲骨も前に回転して、肩関節がよく動くのは、胸の骨格とのつながりが弱いからです。
 胸の骨格を胸郭といいます。胸郭と肩甲骨をつないでいるのは、鎖骨ただ1本です。鎖骨の内側の端は、胸郭の前面との間に関節をつくっています。鎖骨の外側の端は、肩甲骨の肩峰あたりと靱帯でつながれています。これだけが、胸郭と肩甲骨の間のつながりです。鎖骨の内側の端を中心にして、肩甲骨は上下・前後にかなり自由に動くことができます。


 肩甲骨をまったく動かないようにすると、上腕の動きはかなりせまいものになってしまいます。たとえば、上腕を横に上げようとすると、水平よりも少し下あたりまでしか上がりません。それ以上に動かそうとすると、どうしても肩甲骨の動きが加わってしまいます。肩のところを、反対の手で押さえながら動かしてみるとよくわかります。

| 【スクラップ】 | 09:33 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
五十肩はなぜ痛い
 40歳代から50歳代にかけて、多くの人が肩関節に痛みを訴えます。五十肩といいます。五十肩では、肩を動かすと痛くなるので、動かさないでいるほうが楽です。五十肩の正式な病名は肩関節周囲炎です。肩関節の周囲では、ちょっとしたことで炎症が起こりやすく、また軽い炎症でも痛みが起こるのです。
 肩関節を補強するローテーターカフは、肩関節をしっかり支えながら、絶えず動いています。肩関節に思わぬ力が加わると、傷つくことがよくあります。肩関節は、周囲を肩甲骨と鎖骨をつなぐ靱帯で囲まれ、せまい場所に押し込まれた形になっています。そのため炎症が起こると、肩関節の周囲が腫れて圧迫されます。そのため少し動かしただけでも刺激されて、痛みが起こります。肩関節は、「よく動かなければいけないし、頑丈でなければいけない」という、本来矛盾することを両立させているので、どうしてもムリができてしまうのです。
 五十肩の治療は、まず整形外科で診察してもらうのが基本です。湿布や薬で痛みをやわらげてくれます。痛みがある程度治まるまでは安静にしますが、それからリハビリを行うことが大切です。肩関節を動かさないで放置しておくと、関節が硬くなり、筋力も低下して、肩が使えなくなってしまいます。五十肩のリハビリには、アイロン体操というのをよく勧められます。アイロン程度の軽い物を持って、腕を軽く振るようにして動かす運動です。痛いのを少しガマンして運動を続けていると、関節の動きがよくなってきます。 

| 【スクラップ】 | 09:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
肩関節が脱臼しないために
 肩関節は、肩甲骨の外側にある関節窩という浅いくぼみと、上腕骨の上端にある丸い上腕骨頭との間の関節です。球状の関節なので、あらゆる方向に動かすことができます。
 関節の動きが自由であるということは、弱くてこわれやすいということにつながります。関節がはずれることを脱臼といいますが、実際、肩関節はよく脱臼します。

 肩関節が少しでもはずれにくくなるように、いろいろな工夫がされています。まず、肩甲骨の関節窩は浅くて小さいのですが、上腕骨と接触する面積を増すために、関節窩のまわりに軟骨が唇のように張りだしています。関節唇といって、骨が接触する面積を広げるためのしかけです。

 さらに、肩甲骨の前面と後面から起こるいくつかの筋が、肩関節が外れないように、上腕骨をしっかりと抱きしめています。肩甲骨の前面の肩甲下筋、後面の棘上筋棘下筋小円筋の4つです。これらの筋から出た腱は、上腕骨の上部を前面と後面から取り巻いて、上腕骨の上部に着いています。この腱が上腕骨を取り巻く様子が、ちょうどワイシャツの袖口が腕を取り巻いているところに似ているので、英語でローテーターカフ(rotator cuff)と呼ばれています。回旋筋腱板と訳していますが、「回旋筋の袖口」といった意味になります。カフス(cuff)というのは、ワイシャツなどの袖口のことです。


 
| 【スクラップ】 | 16:47 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
脇を閉じる大胸筋
 腕を横に上げる外転に対して、上腕骨を身体に引きつけて腕を閉じる動きは内転です。この運動をもっとも強力に行うのは、胸のふくらみをつくる大胸筋です。ボディービルダーが胸の筋肉を収縮させてみせる構えをしますが、このときに目立って見えるのが大胸筋です。


 大胸筋はきわめて強力な筋肉で、肩関節を動かして、上腕を手前に引きつけます。内転の運動です。本を身体の横に置いて、上腕との間にはさんでみてください。大胸筋が収縮して固くなります。上腕を引きつける運動は、生活のいろいろな場面できわめてよく行います。イスのヒジ掛けを押して状態を持ち上げるときにも、またボートのオールを手前に引き寄せる運動でも、大胸筋を収縮させて上腕を身体に引き寄せています。それから、腕相撲のように、腕を手前に向けて回転させる運動でも、大胸筋は固くなります。これは、上腕を手前に回す内旋の運動です。
| 【スクラップ】 | 16:28 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
肩関節と五十肩

肩の関節は、前後・内外・上下と、あらゆる方向に動きます。あまり強い力で引っ張ると、外れることもあります。歳を取ると、痛い五十肩も起こります。肩は意外にデリケートです。

腕を横に上げる三角筋
 上腕の上あたりに筋肉のふくらみがあります。三角筋という分厚い筋肉です。上腕を横に振り上げる運動というのは、ダンベルを持って横に持ち上げる運動です。この運動を、肩関節の外転といいます。外転というのは、身体の軸から遠ざける運動のことです。それとは逆に、身体の軸に近づける運動は、内転といいます。三角筋は、肩関節で上腕を外転させる力を最もよく出す筋肉です。 


 肩甲骨は、肩の背中側にあって、三角形のような形をしています。背中側には山脈のような突起が横向きに走っていて、背中側から触れることができます。肩甲棘といいます。この山脈を外側にたどっていって、もっとも高くなったところが肩峰です。鎖骨は、細長い骨で、頚と胸のさかい目あたりを横に走っています。三角筋は、肩甲棘と鎖骨から起こって、上腕骨の外側に着いています。肩関節は、分厚い三角筋の下に隠れていて、その奥に触れることができます。

| 【スクラップ】 | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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