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体重を支えて運ぶ膝の関節
 普通に歩くだけでも、膝関節にはとても大きな力が加わります。スポーツでムリをすると、とんでもない力が加わってこわれてしまうこともあります。膝関節は、丈夫だけれど、とてもデリケートです。

 関節がそなえるべき構造
 膝関節もそうですが、関節は一般に、かなり難しい仕事をやっています。骨と骨を単につなげておけばよい、というものではありません。関節にはまわりからさまざまな力が働きますが、つながりがはずれてはいけません。その一方で、関節は動かなければいけません。筋肉の力を働かせて、動くべき方向に自由に動きます。しかし余分な方向には動かないようにしておく必要があります。膝の関節が左右にクネクネと曲がるようなら、とても歩けたものではありません。
 それに何よりも、こんな動きのよい関節が、ヒトの一生にわたって、故障なく働き続けているのです。自動車だったら10年も経てばポンコツですが、全身の関節は100年経ってもほとんどゴキゲンに動いてくれます。
 人体の関節は、骨の間をつなぎながら、特定の方向だけ動くために、いくつかのしかけを必要としています。関節がその仕事を行うために、必ず備えていかなければならない構造が4つあります。関節腔は、骨と骨の間のすき間です。関節包は、すき間に液を閉じ込めるための袋です。滑膜は、潤滑液をつくり出します。関節軟骨は、骨の表面をおおって滑らかにします。
 役に立つ関節であるために必要なこの4つの条件は、全身のどの関節も必ず備えています。そのほかに、ほとんどどの関節にも靱帯が備わっていて、関節を補強しています。靭帯は、コラーゲンの線維が集まってできた強靭なヒモです。靭帯のほとんどは、関節包と一体になっています。関節包は、もともとコラーゲンの線維でつくられた丈夫な袋です。関節包のコラーゲンの線維のうちで、骨をつなぐ方向に走るものが発達して、靭帯になっているのです。もちろん一部には、関節包とは関係のない靭帯もあります。膝関節には、関節包とは分かれた靭帯がいくつかあります。
 
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膝の後ろのハムストリング

 大腿の後面には、膝を曲げる筋肉があります。主に寛骨の後面から起こって、膝の後面で内と外に分かれます。膝の外側にいくのは大腿二頭筋、膝の内側にいくのは半腱様筋半膜様筋という2つの筋肉です。大腿の後面にあるのは、この3つの筋です。
 膝の後ろのくぼみを膝窩といい、その外側と内側に、これらの筋からの腱が通っています。膝窩の外側には大腿二頭筋の腱があり、内側には半腱様筋と半膜様筋の腱があります。膝窩の左右にあるこれらの腱を、よくハムストリング(hamstring)といいます。hamというのは、古い英語で「膝のくぼみ」を意味する語で、そこにある腱という意味です。大腿後面の3つの筋をあわせて、ハムストリング筋といいます。家畜のハムストリングを切ることがあります。ここを切っておくと、動物が膝を曲げることができなくなり、歩きまわらないようにすることができます。

 Column→ウマの手と足はとても大きい
 ウマの骨格を見て下さい。脚がとても長いですね。地面に着いている手と足の部分がとても小さいように見えます。でも実は、ウマの手と足はとても大きいのです。
 後ろ足を見ると、膝が前に付きだしていて、踵が後ろに突き出しています。踵がずいぶんと高い位置にあります。踵の下にある長い骨は何でしょうか。これは中足骨(ちゅうそくこつ)です。前足でも同様で、手首の関節が高い位置にあり、中手骨が長くなっています。ウマの脚の長さのかなりの部分は、足になってます。ウマはつま先のヒヅメで地面に着いていて、足が小さいように見えますが、実はウマの手と足はとても巨大にできているのです

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膝のお皿
 膝蓋骨は、いわゆる「膝のお皿」です。病院で、膝蓋骨の少し下を小さなハンマーで軽く叩く検査をすることがあります。太ももの前面の筋肉がピクッと縮んで、膝が急に伸びます。これは、膝蓋腱反射といって、大腿四頭筋に急に力が加わったときに反射的に筋が収縮するのを見ているのです。筋肉や神経系の異常を調べるのに行われる簡単な検査です。
 膝蓋骨は、人体の骨格をつくる206個の骨の中には数えられません。骨格をつくる骨は、互いに関節でつながったり、軟骨や靱帯で結合したりしています。膝蓋骨は、もともとは大腿四頭筋の腱の内部にできた骨で、骨格とは関係がないのです。膝蓋骨のように、腱の中に生じた骨を種子骨といいます。実際、手や足の指の関節の近くにも種子骨がありますが、膝蓋骨以外のものはとても小さくて、ゴマ粒かケシ粒くらいの大きさです。膝蓋骨は、人体で最も大きな、巨大な種子骨なのです。
 膝蓋骨のような巨大な種子骨が膝にあるのには、やはり理由があります。大腿四頭筋の腱は、膝蓋骨を超えて、下腿の脛骨にまで伸びていきます。膝を伸ばしているときには、膝蓋骨の上と下で腱の方向はほとんど変わりませんが、膝を曲げたときには、ほとんど180°近く、向きを変えてしまいます。膝蓋骨のところで向きが変わっているのです。膝蓋骨があるために、膝を曲げても伸ばしても、大腿四頭筋の力が膝関節にじゅうぶんに働くようになっているのです。

 column→足のむくみ
 立ちっぱなしでいると、足がむくんでふくれることがあります。浮腫(浮腫)といいます。毛細血管から外に水が漏れて、細胞の間に水分が余分にたまっている状態です。
 脚の毛細血管では、重力の影響が加わるので、静脈の血液も心臓に戻りにくいし、毛細血管から外に水が漏れやすくなっています。歩きまわっていると、下腿の筋肉の働きで、静脈の血液が心臓に送られて、毛細血管の血圧も下がります。デパートの店員などのように、立ちっぱなしであまり歩かない仕事をしていると、脚に浮腫が起こりやすくなります。最近では、脚を締めつけるストッキングが開発されて、下肢の浮腫を防ぐのに役立っています。
 下肢だけでなく、全身に浮腫が起こることもあります。肝臓や腎臓の病気で、血液中のタンパク質が減ると、全身に浮腫が起こります。血液中のタンパク質は、水分を血管の中に引き込む膠質浸透圧を発生します。タンパク質が不足すると、血管から外に水分が逃げやすくなるのです。そんな場合でも、浮腫は上半身よりも下半身によくでます。
 下腿の前面を向こうずねといいます。皮膚のすぐ下に脛骨があって、ぶつけると痛い場所です。浮腫をかどうか調べるには、向こうずねの皮膚を押してみます。指で皮膚をおすと、そこがへこんで、指を離してもへこみが消えないようだと、明らかな浮腫です。
 
| 【スクラップ】 | 10:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
膝を伸ばす大腿四頭筋
 大腿の前面の筋肉の大部分は、大腿四頭筋という筋肉です。太ももに前からさわると、そこにある筋肉の大部分は、この筋肉です。
 四頭筋というのは、筋が起こる場所が4つに分かれているという意味です。大腿四頭筋の頭の1つは、寛骨の前面から起こり、大腿直筋と呼ばれています。残りの3つは、大腿骨の前面から幅広く起こり、内側広筋、外側広筋、中間広筋といいます。この4つの筋は、膝の前面にある膝蓋骨に集まります。膝蓋骨の下につながる膝蓋靱帯を通して、下腿の脛骨の前面に着いています。 
 大腿四頭筋は、膝を強力に伸ばす筋肉です。サッカーボールを蹴り飛ばすときに使う筋肉です。歩くときや走るときにも、大いに使います。
 
| 【スクラップ】 | 10:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
人体で最長の筋繊維をもつ縫工筋
 膝を伸ばす働きをするのは、大腿の前面にある筋肉です。大腿の表面には、縫工筋という薄く細長い筋肉があります。


 縫工筋は、筋繊維が平行に走っていて、あまり強い力を出すことができません。また股関節と膝関節の両方をまたいでいるので、少し複雑な働きをします。あぐらをかいたり、片足を膝の上に乗せたりして、足の裏を上に向けるような動きをするのに役立ちます。縫工筋という名前は、ラテン語のsartoriusを訳したもので、「仕立屋」を意味するラテン語のsartorに由来します。
あぐらをかいて仕事をする仕立て屋で、この筋肉が盛り上がって見えるので、この名前がつけられました。
 縫工筋はまた、筋肉が長くて、筋線維が平行に走っているために、筋線維の長さが40~50cmもあって、筋線維がいちばん長い筋肉として有名です。1本の筋線維は、1つの筋細胞からできています。そのため縫工筋の筋細胞は、長さが40~50cmもある巨大な細胞です。背中には最長筋というのがありますが、これは筋肉全体の形は長いのですが、椎骨からつぎつぎと起こる筋が集まっているので、一つ一つの筋線維は短いのです。 
| 【スクラップ】 | 16:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
太ももの筋肉の働き

 太ももは、筋肉の塊のような場所です。スポーツ選手のゴツい太ももを見ると、太ももの筋肉の重要さがわかります。太ももの筋肉は、どんな働きをしているのでしょうか?

 
 太ももの筋肉の3つの働き
 
スポーツ選手の太ももはとても立派で、中でもサッカー選手や競輪の選手之太ももはすごく立派です。走ったり、ボールを蹴ったり、ペダルをこいだり、脚のさまざまな運動で太ももの筋肉は大活躍をします。スポーツで鍛えた選手の太ももは、おどろくほどに太いので、やせた女性の胴まわりをはるかにしのぐほどの人もいます。
 太もものことを、医学では大腿といいます。太ももの骨は大腿骨です。大腿骨は、人体で最も大きな骨です。


 大腿の筋肉には、3種類の筋肉があり、それぞれ異なる働きをしています。‖臑椶料位未砲△覿擇蓮膝を伸ばす働きをします。大腿の後面にある筋は、膝を曲げる働きをします。そして、B椶瞭眤Δ砲△覿擇蓮大腿を内側に寄せて、太ももの間のすき間を閉じる働きをしています。腕や脚の筋肉は、だいたい筋肉よりも先にある関節を動かすものが多いのですが、大腿の内側にある筋はちょっと変わっていて、筋肉の手前にある股関節を動かします。
 大腿の内側の筋は、寛骨の内側から起こって、大腿骨の内側に着いていて、股関節を内側に引き寄せる働きをします。ここにある筋の仲間を内転筋といいます。大内転筋などいくつかの筋があります。

| 【スクラップ】 | 16:15 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
大殿筋と中殿筋の働き
 大殿筋は大腿を後方に動かし、中殿筋と小殿筋は、大腿を外方に動かします。2本の足で歩くときに、大腿を後方や外方に動かす力がそんなに必要なのでしょうか?
 2本足で立って歩くためには、上体を脚の上にしっかり載せておかなければなりません。私たちの上体は、ついつい前に倒れてしまいます。もともと四つ足で歩いていたときの名残りみたいなものです。上体が前に倒れないようにするためには、股関節を伸ばす必要があります。これが大殿筋の働きです。大殿筋は、大腿を後方に動かすだけでなく、上体を後ろに引き起こして、直立した姿勢をつくる働きをしているのです。


 中殿筋と小殿筋の働きも、上体の動きで考えるとよくわかります。歩くときには、片足を着地したまま、反対の足を地面から持ち上げて浮かせます。このとき、上体は浮いた足の側に傾こうとします。上体が傾かないようにするためには、着地した側に向かって上体をひき起こす必要があります。これが中殿筋と小殿筋の働きです。
 大殿筋や中殿筋の筋力が弱まると、歩き方がおかしくなります。中殿筋の筋力が弱まったり、股関節が脱臼して中殿筋の力がうまく働かなかったりする人では、片足立ちしたときに、浮かせた足の側に骨盤が傾き、そちら側の方も下がります。これをトレンデレンブルク徴候といい、ドイツ人の外科医から名前をとっています。 
| 【スクラップ】 | 10:25 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
おしりのふくらみをつくる筋肉
 おしりが大きく膨らんでいるのは、ヒトの特徴です。ヒトに比べて、ゴリラやチンパンジーのおしりは小さくなっています。ヒトの身体が、ゴリラに比べて貧弱に見えるのは、実は誤解です。ゴリラは下半身が貧弱で、その分、上半身が立派に見えているだけなのです。ヒトは、下半身が発達しているので、上半身が目立たなくなっているだけなのです。


 おしりのふくらみは、筋肉からできています。ふくらみの大部分をつくるのは、大殿筋という強力な筋肉です。その陰に中殿筋があり、さらにその下に小殿筋が隠れています。この3つの殿筋は、ヒトでは非常によく発達していて、2本足で歩くために特に役立っています。
 殿筋は、骨盤の後面から起こって、大腿骨の上部に着く筋で、股関節の運動を行います。しかし、大腿骨に着く場所がちょっとだけ違っていて、そのために大殿筋の働きは、中殿筋と小殿筋とは違っています。それぞれの筋肉が着く場所と、骨の形をよく見ると、筋の働きの違いがよくわかります。 

| 【スクラップ】 | 10:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
寛骨と大腿骨のあいだの股関節
 股関節は、寛骨の外側面にある寛骨臼というへこみと、大腿骨の上端にある大腿骨頭との間の関節です。寛骨臼はかなり深くへこんでおり、大腿骨頭には細長い頸がついていて深くはまり込んでいます。はまり方が深いために、肩関節よりも頑丈にできていますが、その分、可動性では肩関節よりも劣っています。


 大腿骨頭は、長い頸によって突き出ているために、血液循環が悪くなりやすい場所です。特にご老人では、骨のカルシウムが減って骨粗鬆症が起こり、大腿骨の頸が骨折しやすくなります。そうすると、大腿骨頭にいく血管がとぎれて、大腿骨頭壊死を起こしやすいのです。そうなると、人口骨頭に置き換えるなど、大きな手術が必要になってきます。
 大腿骨の上端には、大腿骨頭の外側に大きなでっぱりがあります。大転子といい、おしりの筋肉が着く場所になっています。ヒップボーンから10センチくらい下に触れるのが、この大転子です。ここからまっすぐ内側に進んだあたりに、股関節があります。 
| 【スクラップ】 | 11:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
足のしびれ
 正座をすると足がしびれます。その原因は、一時的な軽度の血行障害によるものです。下肢にいく血管が圧迫されて血液の流れが悪くなり、筋や神経が酸素不足を起こすのが、大きな原因です。
 下肢に血液を送る動脈は、太ももの上部にある大腿動脈から始まり、そこから下って膝の高さにくると、膝の後面に回ります。膝の後ろのくぼみを膝窩(しつか)といい、大腿動脈も名前を変えて膝窩動脈になります。動脈はここから下腿の後面を下り、2本に分かれて足に向かいます。太い方の後脛骨動脈は、内果の後ろを通って足底に向かい、もう1本の前脛骨動脈は足首の前面を通って足背に向かいます。
 正座をすると、膝関節が180°近くまで曲がります。膝窩を通る膝窩動脈は折れ曲がります。また、身体の体重が下腿の後面にかかり、ここを通る後脛骨動脈が圧迫されます。こうして正座を続けていると、下腿と足の血液循環が一時的に悪くなります。
 人によって、足がしびれやすい人としびれにくい人がいます。一般に太った人の方が、足がしびれやすくなっています。大きな体重が膝と下腿の動脈に加わって、圧迫される度合いが大きいからでしょう。 畳の上での生活に慣れた人は、足がしびれにくいようです。動脈は、必要に応じてゆっくりとつくり替えが起こって、太くなったり細くなったりする性質があります。たびたび正座をしていると、本幹の太い動脈以外に、細い横道の動脈が増えてきて、正座をしたときにも血流が途絶えにくくなるのだと考えられます。 
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