hanamaru park

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Q174 主な唾液腺と唾液を分泌する線維の経路
point
顎下腺・舌下腺の分泌線維は顔面神経(中間神経)由来。
耳下腺の分泌線維は舌咽神経由来。


 主要な唾液腺には耳下腺Glandula parotis,顎下腺Glandula submandibularis、舌下腺Glandulae sublingualisがある。それぞれ交感神経と副交感神経が分布する。交感神経は外頚動脈神経叢に由来し、血管運動性に作用する。分泌線維は副交感神経に由来する。
 耳下腺の分泌線維は舌咽神経に由来し、舌咽神経→下神経節→鼓室神経→鼓室神経叢→小錐体神経を通って耳神経節で節後神経と交代する。節後神経は耳介側頭神経(V)とともに走行して耳下腺に行き、腺に分布する。
 顎下腺と舌下線の分泌線維はともに顔面神経(中間神経)に由来する。顔面神経(中間神経)→鼓索神経→舌神経(V₃)と走行して顎下神経節で節後神経と交代したのち、それぞれの腺に分布する。 
| 【解剖】新解剖学 | 22:12 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
Q39 下腿の筋と足の動き
 POINT
●下腿には伸筋、外側筋および屈筋の3群がある。


 下腿筋Musculi crurisには下腿伸筋、下腿腓側筋および下腿屈筋があるが、これら3群の間は仕切られている。すなわち、内側前方では脛骨によって伸筋と屈筋は完全に分離され、外側前方では下腿伸筋と下腿腓側筋とを前下腿筋間中隔Septum intermusculare anteriuscrurisが仕切り、下腿腓側筋と下腿屈筋とを後下腿筋間中隔Septum intermusculare posterius crurisが分けている。
 下腿伸筋Mm.extensores cruris:前脛骨筋M.tibialis anterior、長母指伸筋M.extensor hallucis longus、長指伸筋M.extensor digitorum longusおよび第三腓骨
筋M.peroneus tertius。足の背屈・内反と足指の伸展を行う。
 下腿外側筋Mm.peronei cruris:長腓骨筋と短腓骨筋M.peroneuslongus et brevis。足の底屈と外反を行う。
 下腿屈筋Mm.flexores cruris:腓腹筋とヒラメ筋M.soleusからなる下腿三頭筋、足底筋M.plantaris、膝窩筋M.popliteus、後脛骨筋M.tibialis posterior、長指屈筋M.flexor digitorum longusおよび長母指屈筋M.flexor hallucis longus。足の底屈・内反と足指を曲げる作用をする。

| 【解剖】新解剖学 | 11:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Q38 膝窩を囲むもの
 POINT
●上方の2辺をつくる腱をハムストリングスという。


 膝窩Fossa popliteaは”ヒカガミ”とも呼ばれ、膝の後面にある菱形の凹みである。
 上外側縁は大腿二頭筋、上内側縁は半腱様筋と半膜様筋、下外側縁と下内側縁はそれぞれ
腓腹筋M.gastrocnemiusの外側頭と内側頭によって囲まれている。この部での大腿二頭筋
、半腱様筋および半膜様筋は腱性部で硬く、これら3筋をハムストリングスという。
 上縁の合流部上方で坐骨神経が脛骨神経と総腓骨神経に分かれ、脛骨神経は中央部を下行
し、総腓骨神経は大腿二頭筋の内側に沿って下行する。脛骨神経の前方に膝窩静脈、その前
を膝窩動脈が並走する。

参考→膝窩動脈の触診
膝を屈した状態で、膝窩の深部で膝窩動脈の拍動を触れる。
| 【解剖】新解剖学 | 11:23 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
Q37 大腿三角、大腿管の位置
 POINT
●鼡径靭帯中央、約2横指下に大腿動脈の拍動を触れる。
●大腿輪から伏在裂孔に至る隙間を大腿管という。
●大腿輪は大腿管の入口で、血管裂孔の内側にある。


 大腿三角Trigonum femoraleは大腿前面上部にあり、上部は鼡径靭帯、外側は縫工筋、内側は長内転筋によって囲まれ、鼡径靭帯を底とする三角形である。別名スカルパ三角
Scarpa's triangleともいい、生体でも浅い凹みが確認できる。この深層の床には腸腰筋と
恥骨筋があり、腸恥骨筋膜に覆われている。表層は大腿筋膜に覆われるが、内側上方には大
伏在静脈を通すための伏在裂孔Hiatus saphenusがあいている。
 鼡径靭帯は上前腸骨棘と恥骨結節の間に張り、外腹斜筋の停止腱膜の腱弓が発達した靭帯
である。内側端の一部は分かれて恥骨櫛内側に達し、裂孔靭帯Lig.lacunareという。鼡径靭帯の中央よりやや外側と寛骨との間を腸恥筋膜弓Arcus iliopectineusが二分し、内側の血管裂孔Lacuna vasorumと外側の筋裂孔Lacuna musculorumを形成する。筋裂孔は腸腰筋と大腿神経の通路である。血管裂孔からは内側に大腿静脈、外側に大腿動脈が恥骨筋膜の表層を並列して下行し、大腿三角の先端に向かう。
 大腿静脈と裂孔靭帯の間の狭い隙間を大腿輪Anulus femoralisといい、腹壁の支えの弱いところである。さらに、大腿輪から大腿静脈の内側方を通って伏在裂孔に至る狭い隙間を大腿管Canalis femoralisといい、少量の脂肪組織やリンパ節、リンパ管で埋まっている。これらは大腿ヘルニアの通路となり、伏在裂孔を経て皮下に達する。

参考→大腿ヘルニア:腹部臓器は腹膜に覆われて大腿管を通り、鼡径靭帯の直下に脱出するもの。高齢の女性に多く、嵌頓しやすいので注意を要する。
    
    参考→大腿三角の部位の外傷:この部には太い大腿動脈が浅く走っているので、動
    脈損傷により大出血をきたすことがある。
| 【解剖】新解剖学 | 10:34 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
Q36 大殿筋と膝の動き
 POINT
●大殿には伸筋、屈筋、内転筋があるが、内転筋は大腿骨に終わり膝蓋骨の動きには関与しない。
●膝関節の伸展の付着腱は1つしかない。


 大腿の筋は大腿伸筋、大腿内転筋および大腿屈筋の3群があり、内側大腿筋間中隔
Septum intermusculare(femoris)medialeが伸筋と内転筋を分け、後大腿筋間中隔Septum intermusculare(femoris)poste-riorが内転筋と屈筋を分け、外側大腿筋間中隔
Septum intermusculare(femoris)lateraleが伸筋と屈筋を分けている。
 大腿伸筋Mm.extensores femoris:縫工筋(ほうこうきん)M.sartoriusは膝を屈し、大腿四頭筋M.quadriceps femorisは膝を伸展する。膝関節筋M.articularis genusは膝を伸ばす際、膝関節包を上方に引き上げて関節包がはさまれないようにする。
 大腿内転筋Mm.adductores femoris:恥骨筋M.pectineus、長内転筋・短内転筋・大内転筋M.adductor longus et brevis et magnusおよび薄筋は、股関節の内転・屈曲(大内転筋は伸展)に関与する。
 大腿屈筋Mm.flexores femoris:大腿二頭筋M.biceps femoris、半腱様筋M.semitendinosus、半膜様筋M.semimembranosusがあり、股関節の伸展と膝関節の屈
に関与する。
 脛骨粗面に付いて純粋に膝関節を伸展する筋は大腿四頭筋のみである。

 参考→Jumper knee
膝蓋骨から脛骨粗面に付着する膝蓋腱の損傷。
 参考→Osgood-Schlatter(オスグッド・シュラッター)病
膝蓋骨の脛骨粗面部の炎症から骨の破壊が生じ、疼痛を訴える。
| 【解剖】新解剖学 | 09:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Q35 大坐骨孔、小坐骨孔の位置とそこを通るもの
point
●梨状筋はしばしば総腓骨神経によって貫かれる。
●梨状筋は大坐骨孔を分ける。

 骨盤下口の一部で下後腸骨棘から坐骨結節の間は大きく切れ込んでいるが、坐骨棘を境に上方の大坐骨切痕、下方の小坐骨切痕がある。坐骨結節からは内側上後方に向かって、下後腸骨棘、仙骨、尾骨の外側縁に扇状に広がる仙結節靭帯Lig.sacrotuberaleが張っている。坐骨棘からは仙棘靭帯Lig.sacrospinaleが起始し、仙結節靭帯の前を交叉して後内方へ向かい、仙骨下部と尾骨外側縁に付く。
1)小坐骨骨孔Foramen ischiadicum minus:小坐骨切痕、仙結節靭帯、仙棘靭帯に囲まれた孔、ここを通って内閉鎖筋が骨盤外に向かい、陰部神経と内陰部動・静脈が骨盤内に入ってくる。
2)大坐骨孔Foramen ischiadicum majus:大坐骨切痕、仙結節靭帯および仙棘靭帯に囲まれた孔、梨状筋M.piriformisによって上下の孔に分ける。梨状筋は仙骨前面外側から起始し、大坐骨孔を通って骨盤後面に出て、大転子先端後方に付着する。
 梨状筋上孔Foramen suprapiriforme:中殿筋との間の小さな隙間。上殿神経と上殿動
・静脈が通っている。
 梨状筋下孔Foramen infrapiriforme:上双子筋との間の隙間、坐骨神経、坐骨神経伴行動脈、下殿神経、下殿動・静脈、後大殿皮神経、陰部神経、内陰部動・静脈が通っている。

 参考→殿筋注射
坐骨神経を避けるために、正中線と大殿筋外側縁の中線、大殿筋の上縁・下縁の中線で4等分した上外側1/4の部位に注射する。 
| 【解剖】新解剖学 | 20:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Q34 骨盤部の筋と起立
point
●骨盤部の筋を寛骨内筋と寛骨外筋に分ける。
●大殿筋は人類で最もよき発達している。


 寛骨内筋とは腸腰筋M.iliopsoas、小腰筋M.psoas minor、の2種3個の筋をさす。
 寛骨外筋とは大殿筋・中殿筋・小殿筋M.gluteus maximus et medius et mini -mus、梨状筋M.piriformis、上双子筋M.gemellus superior、内閉鎖筋M.obturatorius、下双子筋M.gemellus inferiorおよび大腿方形筋M.quadratus femorisをさす。
 これら11個の筋が股関節の屈伸、内・外転および内・外旋の運動を行う。そのほとんどは骨盤から起始し大腿骨に付き、強力である。歩くとき下肢を前に出すのは股関節の屈曲、後ろに蹴るのは伸展である。大殿筋は骨盤を起こし、ヒトが起立できるのはこの筋のおかげである。 
| 【解剖】新解剖学 | 19:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Q33 前腕の筋と手・指の運動
point
●手は力強く屈曲(掌屈)、伸展(背屈)するほか、器用に物をつかむことができる。


 手首の関節のうち、手根間関節は靭帯で強く結ばれているため、動きが制限される。したがって、手首の運動は主に橈骨手根関節によって行われる。前腕の筋を橈骨手根関節の屈曲・伸展、橈屈、尺屈および指の運動に関する筋群に分けると次のようになる。なお、指を曲げる筋は手首も曲げる作用がある。
 橈骨手根関節の屈曲:橈側手根屈筋と尺側手根屈筋M.flexor capri radialis et ulnaris。
 橈骨手根関節の伸展:長・短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋。
 橈側手根関節の橈屈:橈側手根屈筋、長・短橈側手根伸筋、長母指外転筋M.abductor pollicis longus。
 橈骨手根関節の尺屈:尺側手根屈筋、尺側手根伸筋。
 指の運動
  母指  外転:長母指外転筋
         短母指外転筋M.abductor pollicis brevis
      内転:母指内転筋M.abductor pollicis
      屈曲:長母指屈筋、短母指屈筋
      対立:母指対立筋M.opponens pollicis
  小指  外転:小指外転筋M.abductor digiti minimi
      内転:(掌側骨間筋)
      屈曲:浅指屈筋
         深指屈筋M.flexor digitorum profundus
      伸展:小指伸筋M.extensor digiti minimi
  2~5指 屈曲:浅指屈筋(中節より近位の関節を屈曲)
         深指屈筋(末節骨までのすべての関節を屈曲)
      伸展:総指伸筋M.extensor digitorum
         示指伸筋M.extensor indicis(示指のみ)
      指を伸ばした中手指節関節を屈曲する虫様筋、掌側骨間筋、背側骨間筋
 
| 【解剖】新解剖学 | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Q32 肘関節を動かす筋
point
●上腕の筋だけでなく前腕の筋の一部も関与する。


 肘関節の運動に関与する筋は上腕の筋のほか、前腕の筋のうち内側上顆・外側上顆から起始する筋も関与する。
 肘関節の屈曲:上腕二頭筋、上腕筋、円回内筋M.pronator teres、橈側手根屈筋M.flexor capi radialis、長掌筋M.palmaris longus、浅指屈筋M.flexor digitorum superficialisの一部、腕橈骨筋M.brachioradialis。
 肘関節の伸展:上腕三頭筋、肘筋M.anconeus、長・短橈側手根伸筋M.extensor capi radialis longus et brevis、総指伸筋、尺側手根伸筋M.extensor carpi ulnarisの一部。
 前腕の回内:円回内筋、方形回内筋M.pronator quadratus、腕橈骨筋、橈側手根屈筋。
 前腕の回外:回外筋M.supinator、腕橈骨筋、長・短橈側手根伸筋。 
| 【解剖】新解剖学 | 18:26 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
Q31 肩関節を動かす筋
 POINT
●肩関節の屈伸、内・外転、内・外旋に分けて考える。


 肩関節は最も可動域が大きい。その運動には、上肢帯筋の6つの筋だけでなく、大胸筋
M.pectoralis major、広背筋M.latissimus dorsi、上腕二頭筋M.biceps brachii、鳥口腕
筋M.coracobrachialisおよび上腕三頭筋長頭Caput longum M.triceps brachii
を含めた11の筋が関与する。
 
 肩関節の運動には次の筋が作用する。
 屈曲:腕を前方に上げる運動。三角筋M.deltoideus前部、大胸筋鎖骨部。補助動筋は上腕二頭筋短頭、鳥口腕筋など。
 伸展:腕を後方に引く運動。三角筋後部、広背筋、大円筋、上腕三頭筋長頭など。
 内転:水平の上げた腕を体側につける運動。大胸筋、広背筋、大円筋M.teres major、鳥口腕筋、上腕二頭筋短頭など。
 外転:腕を体側から横に上げる運動。三角筋外側部、棘上筋M.supraspinatus.補助動筋は上腕二頭筋長頭など。
 内旋:腕を長軸のまわりで内側に回す運動。肩甲下筋、大円筋。補助動筋は三角筋前部、大胸筋、広背筋など。
 外旋:腕を長軸のまわりで外側に回す運動。棘下筋、小円筋M.teres minor。補助動筋は三角筋後部。
 水平屈曲(水平内転)外転90°から前方に内転する動き。三角筋、大胸筋、烏口腕筋、上腕二頭筋頭、肩甲下筋。
 水平伸展(水平外転)外転位から後方に伸展する動き。三角筋後部、棘下筋。補助動筋は三角筋中部、広背筋、大円筋など。

 参考⇒Rotator cuff(回旋筋腱板)
肩甲骨と上腕骨を結ぶ4つの筋(肩関節包を補強している筋)、すなわち肩甲下筋、棘上筋、棘下筋および小円筋の腱からなる腱板で、肩関節の安定性に関与している。この腱板の損傷はpainful arc syndromeや肩関節外転障害をきたす。

 参考⇒内側・外側腋窩裂
内側腋窩裂は肩甲骨外側縁、大円筋および上腕三頭筋長頭によって囲まれ、肩甲回旋動・静脈が通る。外側腋窩裂は肩甲骨外側縁、上腕骨、大円筋上腕三頭筋長頭によって囲まれ、腋窩神経と後上腕回旋動・静脈が通る。
| 【解剖】新解剖学 | 16:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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